「お帰り」とパンダ猫

「お帰り」とパンダ猫フーちゃんの散歩が終わってから、テレビ組合の集金にご近所へ行った。おかんがあらかじめ電話をしてくれたので、わては「ごめんください」と玄関でお金をもらってくるだけだ。

でも、一つ問題があった。それは、フーちゃん家の横を通らないと目的のお宅に行けないということだ。訪問先は2軒あったけど、1軒では細かいお金がなかった。わては仕方がないので、2往復もした。

フーちゃんは犬小屋で昼寝をしているが、わてが通るとにおいでわかってしまう。そこでわてが考えた方法は、普段と歩くテンポを変えて、さらにフーちゃん家が近づいたら息をしないというものだった。

2往復ともフーちゃんはガサガサと動いていたが、「待ってよ」という意味の「ワンワン」とほえなかった。わてが傘を差して、息を止めて他人の振りをしてさっさと歩いたので吼えなかったのだと思う。

フーちゃんに吼えられたら、絶対にそのまま通り過ぎることは不可能だ。また、散歩に連れて行けと言うに決まっている。そんな苦労をして帰宅したら、パンダ猫が玄関前で待っていて「お帰り」と言ってくれた。ゴロゴロ。



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